川崎混声合唱団の歩み
1960年国立音楽大学名誉教授 故相原末治先生によって創立され、1964年第1回定期演奏会を開催して以来、半世紀を超える長期にわたり毎年の定期演奏会を中心に多様な合唱活動を展開して現在に至る。
その間、指揮は相原先生を中心に、嶋田進吉、繁下和雄、松原千振、武田雅博など諸先生のご協力を経て、1998年に小笠原吉秀先生が副指揮者に就任され、2007年に相原先生が桂冠指揮者に就任されたのを機に常任指揮者となり現在に至っている。その後、相原先生には2011年に最高顧問に御就任頂きご指導を仰ぐことになった。
1970年代前後には神奈川県合唱コンクールで数々の表彰を受け、2006年第40回定演では文化庁芸術文化振興基金及び神奈川県文化芸術団体助成事業の対象事業に指定され基金を助成された。
誠に残念ながら2015年3月相原先生は急逝され、団員一同心よりの哀悼の意を捧げ、先生の信念と伝統を守り更に団の充実、発展を期し幅広い年齢層の深みを発揮して、明るく楽しく多彩な合唱活動を続けている。